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オープンイノベーション推進の実践的ワークショップ 第1回

オープンイノベーション推進の実践的ワークショップ 第1回

「県産小麦を活かせ!」

オープンイノベーションを活用した課題解決の手法を学ぶための実践的な取り組みとして、多様な参加者が一堂に会して地域・企業の課題解決に向けたアイディアを出し合うワークショップを開催しました。

第1回は、倉敷市の小田象製粉株式会社の課題提供を受け、「県産小麦を活かせ!」をテーマに、学生から経営者まで28名の方にオンラインでご参加いただきました。

パン、麺、菓子等の原料となる小麦は圧倒的に外国産の比率が高い中、小田象製粉では地産地消の取り組みとして、岡山県産小麦を製粉して販売しています。地元で育つ小麦を普及させ、生産者、加工業者、消費者など、関わる多くの人を幸せにする新たな活用法とは?

多様なバックグラウンドを持つ参加者によるアイディアの創発

講師の枡野恵也氏によるオープンイノベーション概説に続いて、参加者が4〜5名のグループに分かれてテーマについての自由な討議を行いました。

まったくの初対面、所属も年齢も立場も異なる人同士で話をするのは初めは難しいものですが、「何を言ってもいい」「人の言うことに対して、否定的な態度を取らない」「お互いに問いかけるようにする」等のワークショップのグランドルールを皆が意識することで、どのグループも穏やかな雰囲気の中で活発な意見交換がなされました。

多様な人が集まるからこそのアイディアの創発に参加者は新しい気づきが得られ、また純粋に楽しかった、という感想を持ったようです。

自社だけでは得られない、新しい視点

途中グループを組み替えながら約2時間にわたってアイディアを出し合い、最後に各グループから解決アイディアの発表が行われました。

ほんの一例ですが、以下のようなアイディアが発表されました。

  • グルテンフリーの高付加価値小麦粉を開発
  • 小麦粉のBB弾を使って環境に配慮したサバイバルゲームに活用
  • 安心安全の日本産ブランドで海外に販路展開
  • 地域ごとの小麦の理解を深める小麦マイスター資格の創設
  • 小麦の可能性は無限大。SDGsの文脈を持たせた用途開発

小田象製粉の担当者からは、短期間でこれだけのアイディアが生まれたこと、総じて社内からでは決して出てこないようなアイディアが得られたことに、驚きと感謝のコメントをいただきました。

半日だけのワークショップでしたが、異なる視点を持つ人同士がアイディアを交換することの効用を十分に実感できる機会となりました。こうした活動から、高梁川流域圏での事業者連携やオープンイノベーションの気運を高めていきたいと考えています。

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小田 眞司

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