圏域でのオープンイノベーションを推進する取り組みの一環として、「インバウンド向けアグリツーリズム」をキーワードにアイデアソンを実施しました!
今回は、倉敷市真備町で農業・青果物卸売商社を行う合同会社瀬戸内マルシェさまから頂いた課題を元にテーマを設定。
20名の方が5つのグループに分かれてアイデアソンに取り組みました。
農業・旅行業・飲食業・小売業など、幅広い事業者さまに関係するテーマということもあり、様々な業種のメンバーが参加。
今までの取組を発展させたアイデアや、新しいビジネスのタネとなるアイデアに向け、活発な議論が展開されました。
農作物の輸出で海外マーケットとつながりのある合同会社瀬戸内マルシェ代表の奥田さん。倉敷市は国際的合観光都市であるものの、滞在時間は短く宿泊する人も少ないことに課題を感じていました。
高梁川流域に人が集まり盛り上がっていくには、世界に誇る日本の食・農と、海外での興味関心の高い「有機農業」「バイオマス」「カーボンオフセット」などを組み合わせることで、地域への人の流れを作ることができる!と考え、仲間探しのために課題を提供いただきました。
今回はオフラインでの開催とあって、自己紹介から和気あいあいとした雰囲気。同じテーマに集う仲間ということもあり、スムーズに話し合いが始まりました。
約2時間にわたってさまざまなアイデアが飛び交い、もっと時間がほしい!というお声もちらほら。活発な議論が交わされていました!
そんな議論を経て発表されたアイデアの概要をご紹介します。
直接地域に観光に来る「交流」を導入にし、継続的に地域とつながっていける「関係」の仕組みまで、幅広いアイディアが生まれました。
イベント終了後も多くの参加者が会場に残り、名刺交換をするなど、貴重な交流の場ともなりました。
アイデアソンでの盛り上がりを一過性のものとせず、参加者同士のつながりを深めていくことを目的に、後日、交流会を開催しました!
アイデアソン参加者であったハラル料理のシェフによる、ハラルご飯に舌鼓。
アイデアで出ていたハラルをキーにしたアグリツーリズムの実現可能性を探るなど、参加者同士で更なる交流を深めました。
自らの取組や、今後挑戦したいことを共有し、取組への連携に加え、新たな取引関係にもつながる機会が作れたことに喜びを感じています。
今回出たアイデアのみならず、考えを実現するには仲間が必要です。そのようなオープンイノベーションを生み出せる場として、アイデアソンも交流会も続けていきたいと思います。