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オープンイノベーションフォーラムを開催しました!

オープンイノベーションフォーラムを開催しました!

連携の機運を高め、地域に熱を波及させる

2023年2月23日、倉敷市民会館において、高梁川流域オープンイノベーションフォーラムを開催しました。

オープンイノベーションへの理解を深め、社外連携の気運を高めることを目的に、ゲストによる講演やパネルディスカッションを実施。

前回は新型コロナウイルス感染症によりできなかった参加者同士の交流会も催すことができ、多くの方にご参加いただいたおかげで活況となりました。

高い視座を持ち地域の未来を考える

基調講演は、知的生産の本質を綴った『イシューからはじめよ』、日本の未来のあり方を提示する『シン・ニホン』の著者で、慶應義塾大学SFC教授/ヤフーCSOの安宅和人氏をゲストにご招待。

AIやパンデミックなどの直面している社会の局面から導き出される日本の未来である「開疎化」をはじめ、どんな未来を次世代に残したいか、その未来を目指し創っていくことについてお話をいただきました。

 

その後、休憩・ミニ交流タイムを挟み、パネルディスカッション。

パネリストは、安宅氏に加え、「面白い」をキーワードにゲームやまちづくりなど多岐にわたる事業展開をされている面白法人カヤック代表取締役CEOの柳澤大輔氏、クラウドファンディングのREADYFORから経済産業省へ出向されスタートアップの更なる発展を通じた地域課題解決に尽力される富澤由佳氏、SetouchiStartupsという地域特化型ベンチャーキャピタルを運営されている山田邦明氏と豪華な顔ぶれ。

そして、2年前に倉敷に移住され、現在はユニコーン企業のSpiber株式会社執行役員を務める枡野恵也氏をモデレーターに、オープンイノベーションに関連した取り組み内容からAIや教育、防災など幅広い話題につき、1時間にわたる熱い議論が交わされました。

 

熱量の高い交流が生まれる

新型コロナウイルス感染症の影響で前回は断念した交流会を今回は開催できました。

交流の時間は、講演とパネルディスカッションの間に1回、パネルディスカッションの後に1回と複数回開催。

会場には、『地域の課題・企業の課題』を記載したパネルを用意し、参加者の皆様が交流する最初のきっかけを作る工夫を行いました。
また、交流の場にはフリードリンクや、高梁川流域を中心とした地域産品を作る事業者のみなさまにも出店いただき、リラックスして楽しみながら交流を深めていただけました。

パネリストの皆様にも参加いただき、交流会はおかげさまで大盛況。
今回得られたつながりや刺激が、参加者のみなさまの事業発展に少しでも貢献できればと思っています。

つながる場の創出

イベント終了後のアンケートでは、みなさんオープンイノベーションの必要性を感じているものの、『出会う場』や『受け入れる体制・マンパワー不足』という課題も多く見受けられました。

地域の発展、事業者のみなさまの発展には、つながりや連携が不可欠。引き続き、『機運醸成』『場の創出』に努めていくことで、高梁流域を核とした地域が面白くなっていくことを目指していきたいと、更なる決意をしたフォーラムとなりました。

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