圏域でのオープンイノベーションの促進に向け、今年度第2回目となるアイデアソンを行いました!
今回のテーマはオリンピックの種目にも選ばれ注目されつつある「アーバンスポーツ」。
25名の参加者が5つのグループに分かれ、アイデアソンを実施。
アーバンスポーツで岡山県内を盛り上げるため2022年に設立された「岡山県アーバンスポーツ協会」からお二人をゲストにお越しいただき、アーバンスポーツにまつわる現状や、岡山市内での多数のイベント事例を教えていただきました。
そして、現状を踏まえたうえで、参加者の皆様でグループごとに事業アイデアを検討。
アパレル・観光・イベント事業者・アーバンスポーツ関連事業者など、アーバンスポーツのすそ野の広さを感じるほど多様な業種のメンバーが参加いただいた今回。
まだ成熟していない市場へ参入していきたい意気込みを感じられる議論が展開されました。
アーバンスポーツとは、BMX、スケートボード、パルクール、インラインスケート、ブレイクダンスなどといった、都市型スポーツのこと。音楽やファッションなどの若者文化やストリート文化が反映されていることも特徴です。
従来のスポーツの枠を超え、遊び・カルチャーの延長線上にもあり、ビジネスとの親和性も高いと言われています。
アーバンスポーツイベントに関しては、フランスのモンペリエでは5日間で60万人が訪れたり、広島市では3日間で10万人の来場者があるなど、高いコンテンツ力がある。また、岡山県には世界レベルの選手も多くいる。そのため、「アーバンスポーツの聖地=岡山」を県内外に大きく印象付けることで、岡山の地域ブランディング、シビックプライドの醸成、地方創生に向け、「岡山県アーバンスポーツ協会」を設立されたとお話しいただきました。
現在は、
・岡山市の街の広がりを生かして来場者が回遊する動線設計をしたアーバンスポーツイベントの実施
・地場の企業/教育機関との連携による競技用アパレルの開発や施設整備
などに取り組まれているとのこと。
アーバンスポーツをフックにしてた地域の盛り上げにつき、高梁川流域でも協力していきたいとの思いを語っていただきました。
今回のチーム分けは「プレイヤー」「イベンター」「プロダクト開発」の皆様が入り混じるように設定。
「アーバンスポーツ」に強い興味・思いを持つ方も多く、大いに盛り上がりました。
約2時間にわたって、事業に向けたアイデア創出の活発な議論が交わされました!
そんな議論を経て発表されたアイデアの概要をご紹介します。
イベント終了後も多くの参加者が会場に残り、名刺交換をするなど、同じテーマに興味をもつ人たちとのつながりづくりを行われていました。
アイデアソンをきっかけに知り合ったみなさまに、更につながりを深めていただくため、後日、懇親会を開催いたしました!
アイデアソン参加者のシェフに考案いただいた、イベント観戦時にも食べやすいカップ型のご飯などをいただきながら、参加者のみなさまの取り組まれている事業や、アーバンスポーツに関して実現したいことを共有。アイデアソンでは緊張していた方もリラックスしてお話ができたようでした。
会場内では、今後の具体的な連携事業について話をされている方もいらっしゃいました。仲間ができたことで取組の意欲が増幅され、また事業スピードも加速していくことを改めて感じた交流会でした。
アイデアの実現には、事業に向けた思いと仲間がいることが大切です。そのようなオープンイノベーションを生み出し、多くの皆様の力で地域を盛り上げていきたい。その気持ちを再認識し、引き続き取り組んでまいります!