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高梁川流域オープンイノベーションフォーラム

高梁川流域オープンイノベーションフォーラム

多数の参加者が集まっての開催

高梁川流域クロッシング事業の一環として、2022年3月17日に真備町のマービーふれあいセンターで、高梁川流域オープンイノベーションフォーラムを開催しました。

オープンイノベーションに対する理解を深め、社外連携の気運を高めることを目的としたもので、ゲストによる講演やパネルディスカッションなどが企画されました。

感染症対策のため、会場の座席は十分な間隔を取っての運営となりましたが、上限の約350名の参加者にお集まりいただき、活況のもとで開催することができました。

連携の気運が高まる、刺激的なプログラム

プログラムは、日本を代表する経営コンサルタントであり、ローカル企業経営の実践者でもある冨山和彦氏の基調講演に始まり、オープンイノベーションの第一人者である星野達也氏の講演と続きました。

著名なゲストのお話は理論のみにとどまらず、実践者としての体験を交えた内容で、参加された地域の事業者の方からは、明日から自分の事業に活かしたいという声も聞かれました。

その後、若手スタートアップ経営者として著名な坂本大典氏がモデレーターを務める中で、昨年の岡山イノベーションコンテストでグランプリを受賞した森三貴子氏、昨年倉敷に移住してプロ経営者として幅広い活動をされている桝野恵也氏が加わって、地方創生に関連するテーマでのパネルディスカッションが行われました。

詳しい内容をここでご紹介することはできませんが、この高梁川流域圏の経済が活性化するために、多くの具体的で共感できる提言があり、最後は会場からの質問にも質問者の背中を後押しするような内容で回答をいただきました。

この取り組みを、オープンイノベーション推進の契機にする

参加者からの声として、大変学びになり刺激があった、今後も開催してほしい、といったご評価を多くいただき、この事業を運営する立場としてこの上ない喜びを感じました。

一方で、ただ参加して良かった、その時はやる気が高まった、というのでは意味はなく、せっかくのこの機会を実践につなげていくことが、何より大切だと考えています。今回のイベントは参加者同士の連携促進も目的であり、今後の事業者連携の契機となる場にもなっていてほしいと願っています。

イベント終了後のアンケートでは、回答した98%以上の方が、「自組織においてオープンイノベーションを推進する必要性を感じる」と答えています。

このフォーラムを通じてオープンイノベーションの意義を認識し、その必要性が圏域事業者にとって自分事になった今が、まさに出発点です。その気運を加速することができるような情報発信を継続するとともに、私たちも実践者となって、この地域の発展に貢献していきたいと、気持ちを新たにしています。

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